色の境界

tapio2008-08-05

早朝。花を眺める時間が必要だ、と思った15分間。
子どもの頃から、いつも不思議に思っていたんだけど、あの蓮の葉の上の水滴。
風でときどき震えている、ぷるんと丸まった水滴の底の銀色。
ロータス効果というらしい。水をはじく、葉の表面の構造。
近くで、初老の女性がふたり話してる。
「この花を見ていると悪いことができない気になるねえ」「うん、うん」
「仏さんを思い出すもんね」
そうか、仏さんのまわりには蓮だったっけなあ。極楽のイメージ。何がそういう気持ちにさせるのだろうな。
やっぱり、花なのかな。
蓮:ハス科ハス属 学名 Nelumbo nucifera
隔月刊「チルチンびと」50(最新刊) 風土社ガーデニングカタログに、エコポを紹介していただいています。お近くの本屋さんにてどうぞ。