津屋崎現代美術

tapio2007-04-30

相変わらずいくつかの原稿に追われているが、アーティストの廣岡千里さんにご案内をいただき、津屋崎旧玉乃井旅館<解体と再生>プロジェクトへ。
薄曇りの津屋崎の海は、絵のような白緑で、異様な雰囲気。水温高めプランクトンなのか。
このプロジェクト、素晴らしい。ところどころ壊れかけ、古くなった建物と現代アート
現地では、プロジェクトに参加されているアーティストの浦のり子さんにご案内いただき、とても刺激的で楽しい時間。浦さんの作品の中に、入らせていただいた。女中部屋。薄暗い中での不思議な感覚。
また、企画をされている安部さんに、つげ義春さんや諸星大二郎さんの漫画作品についてのお話を伺った。なるほど、この場所にはフィットするなあ。加藤茂生くんちで、よく読んでいたな。その後、いくつか手に入れて、今でも、ふとしたきっかけで、ときどき読みかえす。
僕も、諸星さんやつげさんの作品、すごく好きなのです。ああ、締め切り近い〜、また読みたくなってきた。
昔、散歩のために乗った西鉄の津屋崎線(宮地岳線の一部)は、廃止されて、もうない。
■旧玉乃井旅館<解体と再生>プロジェクト 第1期
場の記憶を巡って
第2回津屋崎現代美術展
4月21日(土)〜5月6日(日)11:00−18:00(土日祝日は19:00まで)
会場:福岡県福津市 津屋崎海岸通り 旧玉乃井旅館