春ロック

Sermon on Exposition Boulevard (Dlx)陽が長くなってくると、僕は聴く音楽も変わってくるなあと思うのだけれど、みなさんはいかがですか?
この冬は、すっかりKing CrimsonデンマークMEWなどを聴いてばかりで行き帰りはどっぷり暗黒の世界やメタリックギラギラプログレッシヴに浸っていましたが、すこし変化してきました。
Rickie Lee Jonesリッキー・リー・ジョーンズ)の新譜!the sermon on exposition boulevard「サーモン・オン・エクスポジション・ブルバード」!かっこいいいいいいい!5曲目の"It Hurts" なんて曲なんだろう!たぶんこんな感じの歌詞 "Monday I forget Wednesday I just don't get Thursday I remember and Sunday I cry... it hurts to be here."
彼女のレコードは、1990頃、Mさんにいただいて、それ以来、アルバムの何枚かは、酒を飲むときには必ず聴いています。不思議なことに、今回のこのアルバムは酒を飲まないときでも朝の通勤でもハイテンション!何故だろうなあ。
大好きな昆虫DJ大田こぞうさんも、2月16日のブログ「虫の息」で紹介されていましたね。虫ちゃんのいわれるように「懐かしいけど、古くさくない」。うん、そんな感じなんだよなあ。僕は、ルー・リードのBerlinとかあのあたりの感じもなんとなく思い出しながら聴いていました。
先日の京都での一句。僕の40代というのは、きっとこんな感じなのだろう。「はっと顔をあげると目の前にいくつものカップルだらけの串八の夜、わしら焼酎たてつづけに呑む」(百万遍にて)。くく〜、楽し。
どんなに暗黒でも、もう、前か横に進むしかないなあってのが近頃の感じ。