鞍馬、木の芽どき

tapio2007-03-04

京大でのシンポジウムと懇親会が終わり、ほっとした日曜日の朝。
窓をあけると、空は青く、春の陽気だった。すぐに新幹線に乗って博多に戻ろうかと思ったが、う〜ん、この素晴らしい天気は。
会議で一緒だった外科医の吉田素文教授と、ここは日本なのに何故かバイキング和食朝飯を食いながら、「うん、山に散歩に行こう」ということに。
いろんなお話をしながら、京都御所鞍馬山貴船神社まで山を越えて5時間程歩いた。写真は、途中の木の根道。なんという楽しい時間だろう。吉田素文さんは、外科と医学教育の専門の先生。領域は異なっていても、いろんな問題の構造は、本質的に同じであることを再認識。
鞍馬山には、これまで、昼や夜に何度か訪れていて、なんだか不思議なところなんだけど、鞍馬山博物館鞍馬山霊宝殿)は、初めて。素晴らしい。本当に知りたいことを知ることができる。ここの展示をされた方は、ただものではないな。感動。 200円というところもすごい。また、二人とも石を集める子どもだったことが判明。
鞍馬の木の芽どき。鞍馬には木の芽煮(木の芽だき)という名物がある。ちょっと頭がおかしくなりそうになっても、ちゃんとご飯を食べることができれば、なんとかなるわなあ。たまにこんな日があると生きていける。
貴船では、ミツマタの花がほころびかけていた。ミツマタ(学名: Edgeworthia chrysantha、ジンチョウゲミツマタ属)。
(注:吉田素文教授には、ブログとは、いったいなんであろうかなどといろいろお話する中で、このブログへの出演許可をいただいています :)