ハチドリ

ハチドリのひとしずく いま、私にできること悩みごとは尽きないものだ。
忙しくても、ふっとよぎる不安が増幅されたり、そういう揺れの繰り返し。
20代の一時期、ずいぶん長い間、何もやる気がせず、誰とも会いたくない時期が続いたことがある。だから誰とも会わなかったし、会えなかった。病気だといってしまえばそれまでだが、ずいぶん苦しんだ。
だから今のひきこもりやニートは、僕にとっては普通のことのような気がする。そのことを思い出したのだが、今はあのときよりはまだ救いがあるかもしれない。そういう言葉で呼ぶマス・メディアのほうが奇妙だと思う。中島らもさんも、どの本だったか忘れたが、そういう時期があったと書かれていた。
数日前、仲のいい友人からこのハチドリの本の話を聞いた。
今、この国でどうやって生きていったらいいのかな。こんな感じで生きていくことができたらいいのかなあ、などと思ったりする。問題が複雑すぎて。
藤原新也さんの「わたしはあきらめない」という「メメント・モリ」の言葉を、今、また思い出す。
ハチドリ:Archilochus colubris(アマツバメ目ハチドリ科)
今、引きこもったら、「そらキミ怒られるぞ」(板尾係長風)
そんなこといっても、もう、今日はへろへろだわなあ。