お菓子と逃避

tapio2006-09-07

7月のポルトガルでは、いくつか面白いお菓子に出会った。
写真は、アーモンドの粉が入った甘いお菓子。日本の和菓子に似ていると思いませんか。
こんなことが、何故面白いかというとたぶんそれは、私が日本の西の端長崎市で生まれて高校まであの街にいたからである。
あの街には、カステラ、ミルクセーキなど日本文化ルーツではないものがたくさんある。金平糖は、ポルトガル語でいうconfeito:コンフェイト=sweetsから来ているらしい。この辺り、いろいろ調べていくと面白いだろうなあと思います。
こういうものがポルトガルの街にあったことで、不思議な気分にさせられたし、あの坂道と他のヨーロッパ諸国とは違った食べ物には、妙な親近感を覚えてしまい、17年前にリスボンにいったときから、ああ、この街には何回かくることになるだろうなと思ったあの感覚は現実になり、日々ああポルトガルポルトガル。逃避したい気持ちで一杯の今日この頃。
坂道が多い理由は、ポルトガルの街の成立過程にある。
泥棒に遭っても、また行きたい国の一つ。