painful trip

突如訪れた病気による旅。
3/17朝、2日前くらいからお腹の痛みが胃の下部から、右下腹部に移動した感じ。夜に、硫酸マグネシウムの液体を飲んだのでこの違和感は治るのでは、と思っていたのだけれど・・・どうやら痛みの場所は動かないことがわかる。
これはたぶんあまりいい状態じゃないと思い病院へ。血液、エコー、尿の検査の後、薬の注射のちCT。痛い。機械の形の美しさ。回転するカメラの音。映画トータルリコールを思い出す。内科の先生の親切な説明。
内科の先生が外科の先生と相談されるとのこと。説明。「通常、マッチ棒くらいの虫垂が直径1.7cmくらいに腫れているようです。薬を使う方法もありますが、今回はすぐに手術で切除したほうがいいと思います。」「わかりました」それでこの痛みが取れるのなら・・・
原因がわかってよかったと思う。はじめての手術。手術室のドアはメタリックな境界。軍艦島で昔見た手術室のライトや細いベッドを思い出す。ここのは新品だ。背中を丸めて、これは脊椎あたりに麻酔をしているのだろうなあ。マスクをした外科の先生たちの目だけ見える。厳しくて優しそうな目に見えた。