変わらないもの

tapio2009-08-02

23:55 Delhi A.P., INDIA.
01:50a.m. 空港で親切なひとに助けてもらって宿に到着。眼の綺麗な人。
ああ、やっぱり苦労味噌が始まったかなと思っていたから、本当にありがたかった。
空港の外は、まとわりつくような暑さ。少し丸みのかかった半月。オレンジ色の街灯。
運転手の兄ちゃんと話す。
「オートリクシャーは3輪車だよ、ははは」「うん、3輪だね」
「日本にあるか?」「いや、みないねえ」「どんな車がある?」
「なんか、最近は、電気とかハイブリッドってのがあるよ、僕は持ってないけど」
ガンジーの像のこと。あと、夜通しの勤務とか仕事がきついとかそんな話。
道ばたにいっぱいひとが寝てる。ケンカしてるおっさんと取りまき、警察。
なんか、昔の旅を思い出す感じ。
朝、少し散歩。天文台の遺跡。匂いのいい白い花。街なかにサルがいるのに少し驚いた。
雨期なのに晴れてて、40度。汗がどわ〜と流れる。木陰は風が吹くと涼しい。犬は、たいてい寝てる。
明日から、大学。仕事じゃなかったら、このままふらっと何処かへいきたい気分。
14:00 Nishant, Neenaと再会。車でおおまかなところを案内してくれる。
露天のリフレッシュなんとかっていう、いろんな色の薬みたいのを試してみろっていわれて。
あまり衛生的な感じではないけれど、興味のほうが勝ってしまう。
奇妙な味の葉っぱとかドライフルーツみたいな感じ。味わったことのない味。苦いような酸っぱいような甘いような。
光、匂い、味、人、温度、空間。いろんなものが重層的に迫ってくるそんな印象。