blue orbital

tapio2008-02-14

本当にラッキーなことに、晴天が続く。でも寒い。
あまりの空の青さと雪の白さに頭がクラッシュしそうになる。
氷と雪の家は、3日(1日3時間程度)かけて、残りわずかで完成。雪から、ブロックを圧縮し、ひとつひとつ切り出し、積み上げていく過程。この技術は、さまざまなことに応用できる。
途中、ノルウェー軍に合流。雪崩の救助訓練に参加。何故かマスターキートンを思い出す。
夜、みんなで話していると、もうずいぶんうち解けているので、日本語で、名前を書くことになる。
「私は、リブ。」「リブか〜。難しいな。」「理武かな?!」「意味は?」「頭が良くて、勇敢。」「いいわね!」
「僕は、ロアール」「路有」「そこに道がある、って感じ」「哲学者みたいでいい感じだよね!」「うん!」
「僕は、ヨステイン」「・・・」「・・・世捨院、・・・世捨陰」「いかん、思い浮かばない・・・」「これ、どんな意味なの?」「なんというか、世の中を悟っている・・・、達観している・・・感じかな・・・」「うん!いいね!」
その後、ついに屋根の最後の軽い雪のブロックで天井の空を埋めて、僕らは皆、それぞれ自分たちで作った氷と雪の家で眠った。家の中は、思ったよりずっと暖かい。灯したろうそくの火も。こんなに風呂もシャワーも浴びてないのは、学生のときの旅以来。髪がゴアテックス