乱雑さの限界

tapio2007-12-22

この3年ほど、整理整頓みたいなことを放棄し続けてきた結果、いよいよ限界となりました。
研究室には、異国や辺境で拾ってきた隕石や変なモノが床壁天井の三次元世界に散乱し、書類は分類されないまま放置、雪崩(写真1, 2007)。乱雑さが増すってことは、システムにおける無駄なエネル・・・。
それもこれも、面白いこと(スケッチブックへの落書きやこのブログの更新も含む)や急ぎの仕事を優先し、ちょっとした整頓の一手間をなおざりにした結果なのです。
しかしついに、この連休、九州は冷たい雨で山行きも無理、意を決して掃除へ突入。
不思議なことに、掃除もその気になると、だんだんなんだか快楽になってくるから、やっぱり自分で自分のことがわからない。途中から、これは、掃除ではなく、自分自身のオーガナイズをやっているのだと考え出したからか。
恐ろしくて開けることができずにいた段ボールの隙間から、ひゅるるっと、もうなくしたと思っていたものが出てきたり、おお〜、なんだなんだ、これは、あのときの。
山で重宝していたお気に入りのパーカーなどにも5年ぶりに再会。新たな発見が自分の仕事場にあるのは、いいことなのだろうか。
学生さんたちや来訪されたお客さんにしばしば聞かれる、「これはいったい何デスカ?」。そのうち、このブログでも、研究室のなかにある変なモノ特集をやってみようかと思いました。
■今年度は、卒論生5名、修論生2名の研究論文をみている。それぞれとても楽しみな研究だ。1月末にインドなど海外の人たちを招聘してシンポジウム開催。博士課程のガッツ石松一仁にマネジメント依頼、よくやってくれている。2月5日からは、卒論修論バターサンドみたいな感じでノルウェー行き(講義、調査)が入っているので、楽しくやるためには、できる限り身体と心を元気に保たなくてはならない。時々白い食パンに挟まれた白いバターとストロベリージャムのサンドイッチが食べたくなる由だ。
■12/21(金)壱岐南小学校ミーティング。提案のワークショップとイベント開催が決定したので、こっちも楽しみ。
やわらかく元気でクリエイティブな力は、堅い殻を破壊する。破壊と再生は、表裏一体。