修験道2007

tapio2007-11-10

山伏とは、山の中を歩き修行する行者のこと。もちろん、滝に打たれたり、あんな厳しい修行はできそうもない。
それでも、心構えをした上で山に入ることが、山の起伏や空気の質や樹木の形や色を感じ、身体と環境との関係性を手に入れる手段であることは、僕にもわかる。
山伏のことを考えていて思い出したのだけれど、小学生の頃、法螺貝(ほらがい)に執着していた時期がある。
あのラッパというか笛を作りたくて、似たような貝殻を見つけ、どこにどれくらいの穴をあけるといいか何回も試してみた。でもどうしても音は鳴らなかった。
法螺貝の不思議。ほらふきやおおぼらふきってここからきてるのかな。
小学生の頃、3年間、街から遠く離れた小さな島にいた。五島列島の北部、長崎県北松浦郡小値賀島
まわりは全部、海だった。海辺には貝殻やいろんな漂流物があった。
■11/10土曜朝。英彦山、南からのルート。九州で好きな山の一つ。羽黒山、熊野の大峰山と並ぶ三大修験道の山。今年の紅葉は、急に気温が低くなったせいか、例年よりも鮮やか。頂上付近の樹林は既に落葉。写真は、北岳から中岳の社殿方向。
銅の鳥居(9:30)〜奉幣殿〜学問神社〜玉屋神社〜鬼杉〜材木岩〜南岳1199m〜中岳〜北岳1192m〜逆鉾岩〜高住神社〜銅の鳥居(17:30)
最近、ストックの間違った使用が増えていて、岩についた傷が痛々しい。これはとても難しい問題。僕は、ストックは使わない。
日本山岳修験学会という学会。開催地は例年、全国各地の霊山から選定。おお、すごい。