夏池の温度

tapio2007-07-11

9:00から福岡市、壱岐南小学校でのワークショップ。 小学校4年生のみんなと池に入る。
繁殖しすぎた植物を少し取り除く。また、外来種ジャンボタニシの駆除とは、どういうことか考える。
ホタルもカエルもジャンボタニシも、同じ生命なのに、何故ジャンボタニシは駆除対象になるのか、など、考える。考える。僕の中でも、この結論は、やはり、出ない。生命の問題。お墓とは何か。
池の中に入ると、とても気持ちがよかった。草と水のなんともいえぬ懐かしい匂い。足の裏を滑る土の温度と柔らかさ。こういう感覚の記憶は、脳のどこかに刷り込まれているのだろうか。
マネジメント、M2古賀亮人、B4青山真朱香、大村康一郎、高嶋紀子、松本識史、森田大也。
僕の地下足袋を見て、子どもたちが、山笠やね!といっているのを何度も聞いて、やはりここは博多文化圏なんだな、と思う。そういえば、英語版の雑誌で、山笠の男たち、"Half naked man"と訳されていた。なるほど、そうか。
■忙しい一日。身体についた池の泥を取った後、新幹線で北九州に移動、14:30から九工大にて、表千家宗匠、木村哲郎先生の講義を受ける。少ないながらも自分の体験と照らし合わせることができることがありがたかった。木村先生の講演を実現していただいた渡辺義則教授に感謝。院生の質問がなかなか面白かった。16:10から広報関連会議。18:00福岡市。新幹線。デザイナー前崎成一さんと打ち合わせ。21:30九大の増田健太郎准教授と打ち合わせ、とビール少々。