便利バスと茶柱

tapio2006-12-08

駅までバスを利用することが多いのであるが、バスというのは、実際、あの人型のバス停の表面に貼ってある四角い決められた時刻表通りにくることはまずない。時刻表なんてあってなきが如しである。
特に冬の季節、遅い帰宅時にいつ来るかわからないバスを待つことは、寒い上にかなり虚しいものである。暗黒の空の下で15分も待っていると、俺は一体何のために生まれてきたのだろうなんてことを考え始めることになる。
しかし最近、ウェブ上でいま何処にバスがいるかというサービス(西鉄バスナビ)が始まったということを、バス停の情報で知ったので、これはいかなるものかと試してみた。
おお、これは便利。バスは今、どこにいるか、が一目でわかり、通勤の旅に最適である。今、4停前、5分遅れなどと親切に示され、刻一刻と更新されている。
「おお、素晴らしい」「どんなしくみで動かしているのだろう」などと考えているうちに、いかん、いかん、もう出なくては間に合わん。「どれどれ、バスは今、2停前か。さて、そろそろ出るか」、もう1回だけ目当てのバスの位置をチェック。「おー、すごい。よしよし、順調にこっちに向かっているな」
急いで家の扉を開け、てくてくとバス停に向かう。
いい感じで間に合ったかな、と、バス停のところを見ると、「ぷぅ〜」という音とともに、無情にもon timeでバスが出発。結局、いつもと同じく、いつ来るかわからないバスを待つ。
■このところ、ずっとばたばたが続いているが、夕方、江副直樹さん、研究室ご来訪。プロジェクトのお話など。隙間の60分程度だったけれども、プロジェクトのお話等、刺激的であっという間。
■朝のバスには、散々な敗退を喫したが、夜は、ようやく手に入れた白山陶器の急須でお茶を入れたら、茶柱が立っていたので、結局のところ、今日は俺の勝ちだと思った。ふっふっふ。