繋がる場所

ギャラリー「手の間」での夜学の講師を務めさせていただいた。予想以上に、様々な職種の方々がたくさん来られていて、楽しい夜となった。
このような様々な人が繋がっていける空間が、九州にあることにとても意味があると思えた。英国にいたときに、夜学へのお誘いをいただいて大学を離れて、出向いたりしていたことを思い出した。教会が会場だったりするところが興味深かった。
季刊手の間の編集長田中智子さん、矢野アキ子さんには、このような貴重な機会をいただけたことにとても感謝しています。コメンテーターの高木正三郎さんには、建築家の視点から、興味深いコメントをいただいた。
プロデューサーの江副直樹さん今回の夜学へのコメントと写真。ありがとうございます。今度、釣りのお話も含めて、是非ゆっくりお話できればなあと思いました。プロジェクターありがとうございました。家具デザイナーの下島啓吾さん、スウェーデンの木工の学校のお話など。是非次回またゆっくりお話をお聞かせください。高木さんと一緒にお酒を持って伺います。
ブックスキューブリックの大井実さん、ブンボの中村由佳さん、RAKUPAの城戸梓さん、子どもの居場所についてのお話。これは、やはり今、しっかり考えなくてはいけない問題であると再認識。
電通九州の庄野秀和さん、構造設計家の高嶋謙一郎さんとは、「大学を離れてからのほうが、いろんなことを知りたくなりますよね」など。確かにいろんな経験をしてからのほうが、知識が整理されたり、他の知識と繋がったりするから、このような場はとてもありがたい。
イラストレーター、Gallery+CAFE聚の前崎成一さん。たまたま、スウェーデンアスプルンド設計作品の写真を選んでお見せしたら、1週間前にストックホルムの森の火葬場にいっておられたとのこと。びっくり。また、アイルランドとギネスのお話をゆっくり聞かせてください。
プランナーの小森谷正名さんには、鋭い質問をいただいた。また、Jazzのお話を聞かせていただけると嬉しいです。ST環境設計の松本和也さん、ランドスケープ設計のスタートとこれからのお話。院生の岡田君、ひらな君も来てくれた。でも院生にはネタバレしてるから、楽しんでもらえたかどうか。直接お話できなかった方、ご参加いただいた方、最後まで話を聞いていただき本当にありがとうございました。
内心では、私の話について興味を持って聴いていただけるかどうか不安であったので、その時は、歌でもうたって逃げようと思っていた。気がついたら02:30だった。時間を忘れるなんて、最近では珍しい。
ビールを飲みながらの講義は、楽しかった。リラックスできて別の意味の良さがあると思った。大昔、大学には、缶ピー(缶入りのピースという両切り煙草)を吸い続けながら講義を続ける教授がいたという話を聞いたことがある。いまでは、そんなこと考えられないけれど。リラックスという観点からは、現代が失ってしまった何かがあるのかも知れない。