禅と2003年の雪だるま

tapio2006-04-24

最近は、禅の本を行き帰りに読んでいる。禅僧の境地には、到底到達し得ないが、うむうむ、これは面白い。茶道とも、とても関係が深い。
毎日、仕事に追われ、ばたばたしていると自分の本来の姿なんて、なんだったっけかなあ、う〜ん、すっかり忘れてしまう。そもそも私に自分の本来の姿なんてあるのかどうか。
原稿用の写真を探していてさっき見つけた写真。この雪だるまは不思議になんともいえぬ穏やかな表情をしていました。2003年正月、雪の背振山。まさに活きた仏のようなZさんと、山道で見つけた雪だるま。
今日は、朝から夜までミーティングの連続であった。たくさんの人に会う。これは「随縁行」なのかな。「いまの自分はすべて縁によって生きている。いい縁もあれば、悪い縁もあるが、縁の世界からは抜け出せない。だから目先のことにとらわれず、ゆったりと自然な気持ちで生きる」(花山勝友監修, 1998, 「禅のすべて」, p.24, 光文社)
ゆったりと自然な気持ち、これが一番難しい。それに、このような宗教的世界にすっぽりとは、入っていけない自分がいる。
というようなことをここに書いていること自体が、未熟なのだろう。