連載 ぼくのうなぎつり(3)

ぼくが、びっくりしたら、おじちゃんが「しょくようがえるの、なきごえだよ」。と教えてくれました。
しばらくしたら、まってた、鈴がなりだしました。おじちゃんが、いとをどんどんひっぱたら、あがってきました。うなぎがあがってきました。ちょと、ちいさなうなぎでした。
ぼくは、しっぽをつかみましたが、ぬるぬるして、きもちわるくなって、「だじゅげでー」といいました。おじちゃんがふくろにいれてくれました。
また、しばらくしたら、「リリリー」。ちいさく、すずがなりました。おじちゃんが「うなぎだぞー」といって、いとをあげたら、ちいさな、さかながあがってきました。ふたりで、「ちぇー。」といいました。よくみると、そのさかなには、くちのところにひげが、ありました。おじちゃんは、「なまずだよ。」といいました。(つづく)