winter bud

気温は高くはなかったが、天気のいい日であった。桜の冬芽（winter bud）に目がいったので撮ってみる。2006.02.21、福岡の桜の冬芽の状況。次第に膨らんでいる。この中に、さまざまな仕組みが格納されていると思うと本当に不思議である。
九州あたりの暖温帯の樹木は、葉を見れば、おおよその名前はわかるけれども、冬芽を見ただけで、その名を当てることはなかなか難しい。
しかし、樹木の専門家や植物学者の中には、それができる人もいる。ル＝グウィンの「ゲド戦記」A Wizard of Earthsea　影との戦い　で、魔法使いの長が、万物の真の名をゲドたちに教える場面を思い出す。
この世の中に存在する「形」は、いつも気分を高揚させてくれる。

葉や冬芽で樹木を見分ける手がかり
http://www.shizen-taiken.com/mhayashi/20021201.html

あ、そうだあの本、借りっぱなしだった。ありがとう。Hさん。こんど持って行きます。