2004年初夏。ストックホルム。 鮮やかな緑。淡い黄色の壁。流れる雲。時々吹く風の心地よさ。 街外れの道路沿いで行き先の地図をみていた。 通りかかった古いシトロエン。窓から顔を出して、こっちに向かって何か叫んでる。 「何?聞こえないよ」 車は、方向…
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