foigtlander

tapio2010-03-28

今回の写真展nowhereに来ていただき、本当にありがとうございました。
スケッチブックやメールで、多くの方々からメッセージをいただき、大変嬉しく拝見いたしました。
目で見ている世界と、時間、言葉によるイメージの世界とのずれなど、新しい発見がありました。
展示のシークエンスについて、とてもおもしろいと言っていただいたり、一方、少し素直すぎるというコメントもいただいたりして、そのことは、次のいろんなことに繋がる大きなテーマです。
僕は、日常のなんでもないところに美しい世界があるということに惹かれ続けています。
伊東啓太郎写真展 nowhere 2010.03.16-03.28 珈琲美美(福岡市中央区赤坂)にて(記録)
旅の途中で出会う色や匂い。
近くのざわめきや遠くで聞こえる街の音。
場所がもっている力を知りたいと思っています。
どこにでもある どこにでもない
今回は、1986年から2009年までの旅の中から、特別な場所ではないのに、不思議にいいなあと思える空間や時間を少しでも集められたらと思いました。旅先は、ノルウェーアイルランド、スペイン、中国、イタリア、北アフリカ、英国、ドイツ、インド、日本などです。このような機会を与えていただいた珈琲美美の森光宗男さんに、心より感謝申し上げます。
伊東啓太郎
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写真展終了。閉店後、森光宗男さんと僕の古いカメラ。薄い色の桜花。機械から生まれるシャッターの音。ホっとしていただく珈琲の香り。