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tapio2009-10-25

10/24-25、Dr.Ingunn Fjortoftと長崎へ。
雲仙の地獄。煙。アイスランドの話。
この2週間とてもタイトなスケジュールだけれど、いろんなものに興味をしめしてくれるのが嬉しい。
原爆資料館。怖さを失うことの怖さ。複雑な思い。
喫茶ウミノのミルクセーキポルトガル文化。教会。石畳の坂と雨。
初めて入ったグラバー邸。スコットランドの旗。この街には、18年も住んでいたのに、違った角度で見てみるととても不思議な感じがした。
Ingunnは、さしみ、醤油、味噌汁、おでん、しょうが、銀杏、何でも食べる。
中華街。ちゃんぽんと皿うどん。隣の席の女性二人が、何かを挟んでいるのを目を見開いてじっとみている。
「ケイタロ、あの人たちは、なにをしているの?」「財布になにか挟んでいるのかな?」
「財布?違うよ、あれは、トンポーローといって中国から来た食べ物で、柔らかく煮た豚肉と野菜を饅頭に挟んで食べるんだよ」
「ああ、そうね。食べはじめたもんね。私はてっきり白い財布になにかを挟んでいるのかと思ったよ」
「そうか、白い財布ね・・・(それじゃ、トンポーローじゃなくて、ドロボーだよ)、ははははは」
ポルトガルや中国、オランダなどの文化が入り交じった街の歴史を説明するのはとても難しいけれど、改めて、文化の伝播と変容の不思議さを思った。