balance

tapio2009-08-04

環境保全学の大学院生に講義。
すごく熱心に聴いていて、質問も的を得ている。ときどき、うまく伝えきれないニュアンスがあって、別の言い方を考える。
「メモをとりたいから、スライドを戻して、少し時間をもらえませんか?」
「うん、いいよ」
難しいなと思ったのは、環境教育や自然再生以前の問題として、食料生産をどうするかということがこの国では先決なのだということ。
食料を輸入に頼ってる日本のことも話した。
今年のインドの雨のない状況は、食糧危機に繋がるということ。
経済と環境保全のバランス。
このTeri大学があるあたりは、目の前に緑が広がっていて、朝はたくさんの鳥の声が聞こえる。しかし、インドの好景気に伴って、周辺は、大きなホテルなど、どんどん開発が進んでいる。
"Professor, when you come back here next year, you would not see any greens near here."
"Then, how do you think about the balance between development and nature preservation in 10 years?"

大学の研究室、何故か「貝太郎」

大学構内 ターバンの人やサリーの学生が行き交う