雪cafe

tapio2009-01-12

冬型の気圧配置、と繰り返しラジオのニュースがいっている。
朝。本、原稿、音。round and round。止まる思考。
結露した窓の向こう。遠くの山。ずいぶん白くなってる。
10:30 am 背振山(1055m)。ふわりと白いカーブ。小さな獣の新しい足跡。

ただ、歩く。眼のまえを横切るメジロの薄い緑色。森に反射する鳴き声。
少し晴れたので、コーヒー。と思ったら、また、降ってくる。
挽いたコーヒーとポット、ザックの上に、あっという間に降りつもる。
混じり合うコーヒーと雪の色。溶けていく白。
手のひらに残るステンレスの温度。音のない世界。