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博多青松高校、近未来ガイダンスにて講義。
「都市と人、自然をつなぐ環境デザインの世界」
北アフリカ、ノルウェー、デンマーク、英国、ポルトガルでのエピソード。サハラ砂漠。大きな石の街。雪の世界。
植物の種のかたち。いくつかのプロジェクトのこと。
普段の講義よりもずっと緊張した。この講義は、1回きり。できる限り伝えたいと思うことがあったから。
作り手と使い手の間、自然と人間の間、人と人の間、にあるなにか。「間（ま）」みたいなもの。空。テーマ。
熱心な女子学生さん。講義後に質問を受ける。広い視野で世界と未来をとらえようとしている姿。共感。受講したみんなのレポート拝見。楽しく読ませていただく。
終了後、荻原英子先生と暫くお話しする。コーヒー。安堵。酒場ではなく職場での姿。帰り際に、見送ってくれた荻原先生のことを、なんだか凛々しいなと思った。高校の階段。足音。夕暮れどきの風。