くたびれている、とは

■今週は、火曜、水曜と推薦入試の面接官だった。9:00-18:00。60人余りの高校生が面接試験を受けに来た。大学にとっては、将来の人材を決定する重要な日の一つである。当然だが、真面目に面接を行う。
私にとっては、年に数回、ネクタイを着用する日。昨年だったかな。これが終わって新幹線の駅にいったら、たまたまナイスな友人のスタイリスト、岡嵜祐子さん(ゆうちん)に偶然、駅で会ったのだ。
ゆうちんは、10年以上前からの友人で、僕が学生のときには、京都に行った帰りにCM撮影用の番傘を買ってきたり、いわゆる「ぱしり」をやらされていた。不思議なことに偶然会う回数がもっとも多い人。
そのゆうちんは、僕に会うなり、こう言った。
「あれ〜、久しぶり」「ネクタイなんかしてどうしたの〜」「でも結構似合うじゃん」「ヨーロッパのくたびれたサラリーマンみたい!ははは!」
ここには、いくつかの意味を見てとれるが、専門家の目から見ても、やっぱり俺はくたびれているのだなあ、と思った。
その後、急遽、ゆうちんたちと酒を呑む。
ノルウェーから、今日〆切の急ぎ原稿催促来る。時差があるので、夕方になって、URGENT!ASAP!のメイル。うああ、そうだった。早く片付けるつもりが、やりだすと思ったより時間かかる。なんとか終わらせる。へろへろ。倒眠。