初釜

tapio2006-01-07

今年初めてのお茶の場に招待していただく。言葉では、表現できない部分があまりにも多いのだが、古くからこの国に伝わるこの素晴らしい文化に少しずつ興味を深めている。
音、光、香り、味、色、温度、全てが複雑に混じり合ったこの場。巨人・北大路魯山人の器に初めて触れた。先生方にはいくら感謝しても感謝しきれない。また、ご同席いただいたお二人には、作法を教えて頂いたり、興味深いお話を伺ったりした。本当にありがとうございました。
魯山人の文章や作品で印象に残っているのは、京都の何必館である。確かこんな文章がかかれていた。「この世の中を少しでも美しくしていきたい。私の仕事はそのささやかな表れである。・・・」藤原新也さんの展覧会があったときに訪れた。
http://www.kahitsukan.or.jp/