Seeds

tapio2005-11-25

壱岐南小学校打ち合わせ。小学校の校庭にレンゲの種を蒔く子ら。1年生と担任の先生。小さな手とスコップでいたるところに埋めている。何を想いながら埋めているのであろうなどと考えながらしばし楽しく見ていた。
種を蒔くという行為は、不思議である。埋めるのだ。骨を埋める。死と直結するイメージ。ギャップを埋める。種を埋める。「種を埋める」という行為には、「未来」がある、と考えられるだろうか。
学生のころ約1年間にわたって、完全にやる気が失せた時期があった。1994.11.28、僕は、数え切れないくらいたくさんの植物の種を庭に埋めた。また、タマネギを地面にたくさん埋めた。中空のタマネギは、埋めると一体どうなっていくのか。
その後の楽しかったこと。春の庭は、一面のブルーに染まった。大きくてほわほわっとしたネギ坊主と青空の写真を撮るのに1日を費やした。こんな贅沢な時間の使い方が出来た時期があった。後で考えたら、その日は、「いいにわ」の日であった。わはは。
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/genge/genge.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/レンゲソウ
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