London

tapio2005-08-12

London市内Jubilee線のKilburn駅近くの学生下宿は、1988年に暫く住んだ場所である。20歳頃の人間にとっては刺激的だった。
イタリア、アルジェリア、ブラジルの若いやつらが同じ部屋に暮らしていたし、別の部屋には、スウェーデン、タイ、フランス、スリランカなどの男女学生がいた。共同の台所でご飯を一緒につくったり、映画をみたりした。
アルジェリアのユースフイはイスラム教徒だったし、何故豚肉をたべないかということで、みんなで何時間も議論した。
スリランカのスサンタは、ヒンドゥー教徒で、夜アルバイトから帰るとお金のない僕に必ずカレーを食べさせてくれた。部屋中がカレーの匂いになった。でも、みんなバランスをとるために、お互いの国の文化や背景を認めていた。

今、ロンドンは行きたくても、行きにくい場所になってしまっている。残念だ。2年ぐらい前に、「スパニッシュ・アパートメント」という映画をみた。バルセロナのアパートメントにいろんな国の学生が暮らす映画だ。若者が、安心していろんな国で勉強したり、暮らしたり、多様な価値観を学べるような時代であってほしい。
http://www.foxjapan.com/movies/spanish/

12:50研究室M 14:00小柳M 15:00直方市Iさん来学のおがたPM 17:00安部M 18:00梅野さんM