Frame


Berlin. 朝の下町。5th floor, at Andreas flat.
フラットの天井窓から見えるテクノスケープと緑。建物や街の風景に、歴史が重なり合っている。今日がはじまる前に原稿を少しでも進めたいところ・・今日は、ベルリン、かなり気温が低く冬の初めのよう。
朝ご飯。ポリッジ(おかゆ)が美味しい。
アンドレアとコリーナは、ジャムを入れてるけど、僕は、ハムとチーズをいれてみた。
「今年こっちは夏がなくて、ずっと秋が続いてるみたいだよ」
「日本は、今年も暑かったけど、この前アンドレアたちが来たときは、いい季節だったからね・・・高野山に3泊もしたんだよね?」
「うん、あのときに食べた野菜、お粥もとても美味しかったよ!」
アンドレアたちは、アイスヴァインも食べないし、ビールも飲まない。温泉がとても好きだ。
国や人、文化のイメージって表層的なものだと思う。それは時とともに移り変わっていくし、個々人の感性や経験によって異なる。
だから僕は、○○人とかいうのにあまりピンと来ないんだろう。