坂の街の秋

16:30-18:45 甲南大学人間科学研究所にて講演。
園芸療法のセミナーということでしたが、そのことを広い範囲で捉えておられるのだなと思いました。僕は、園芸療法については専門外です。しかし、植物や自然の中での直接体験がどこかで心の問題に繋がっているのは、なんとなく一連の研究を通じて経験的に感じていました。このあたり、なんと表現したらいいのかとても難しいところです。
ディスカッション。デジタル化、直接体験、臨床心理学から見たときのプロセスプランニングの持つ意味(高石恭子先生)などについて。興味は尽きません。
学生さんたちから、50枚のコメントをいただきました。それぞれの分野からとてもありがたいコメント。中には、将来プロになってコラボしてくれると書いてくれている方もおられて、是非、そうなるといいなと思いました。こういう感じ好きなんだよなあ。
高石恭子先生、友久茂子先生、濱田智崇先生をはじめ、精神科の山口直彦教授、甲南大学人間研究所の方々にはお世話になりました。また、兵庫県立淡路景観園芸学校校長の石原憲一郎先生も来てくださり、アイロニーとしてのビオトープの持つ意味に共感していただいたこと、とても嬉しく思いました。
六甲山から続く坂道の住宅地、この辺りの紅葉はとても美しい。
(神戸市東灘区、甲南大学平生セミナーハウスにて)
脇山さとみ展覧会 スクウ・カタチ
11月7日-17日
大阪市中央区本町4-4-6
ESPACE446にて
昔からの友人の陶芸家、脇山さとみさんの個展。楽しみです。
帰りにわきちゃんと、天野画廊の天野和夫さんが時間を作ってくれて、久しぶりに会って帰ることになりました。